仕組み
主役は質問票
どんな故障探しも質問から始まります。音はいつ出たのか、何に似ているか、速度・回転数・ブレーキ・ハンドル操作で変わるか。回答は原因のかたまりごと切り落としてくれます。出来の悪い録音にどんなアルゴリズムをかけるより、そのほうが多くを教えてくれます。だから Pro-Stuk では質問票が先に立ち、その組み立ては決定木です。答えるたびに、次のより細かい質問へ進みます。
録音はどう扱われるか
15〜30秒の録音はサーバーへ送られます。まず扱うのはニューラルネットではなく、ふつうの数学です。音のスペクトル、その音色(高く澄んだ鳴きか、広い帯域のノイズか)、打音のリズムとその周期、低い帯域から推定するエンジン回転数。特徴のひとつひとつに信頼度の印がつきます。録音が小さすぎたり雑音が多かったりすれば、その特徴は当てにならないと正直に記されます。
そのうえで言語モデルが全体を突き合わせます。質問の回答、録音から取り出した特徴、音声そのもの、そしてクルマの情報——メーカー、年式、走行距離、その車種の持病。出てくるのは、割合つきの考えられる原因が2〜4件、緊急度、そして整備工場で役立つ手がかりです。
結果が確率である理由
違う不具合が同じ音を出します。ハブベアリングのうなりはタイヤの音と紛らわしく、スタビライザーリンクの打音は、足回りのもっと重い部品と区別がつきにくい。確実に見分けられるのは、リフトに上げて点検したときだけです。だから Pro-Stuk は診断を下さず、精度も約束しません。確率を正直に振り分け、まず何を見るべきかを伝えます。
よい録音は見立ての質を上げますが、整備士の代わりにはなりません。レポートは工場へ行く前のセカンドオピニオンだと考えてください。話が具体的になり、余計な修理を勧められにくくなります。
データ
音声はサーバーで解析され、その後は保存されません。アカウントもアクセス解析も広告トラッカーもありません。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。